『花とアリス』

ずっとみたかったのに観逃していた、岩井俊二監督の『花とアリス』。
実は私、蒼井優ちゃんがやたらと好きなのです。



観終えた後は、ほっこり。

高校生の頃の恋・・・というか、高校生の頃の親友との関係を思い出しました。

休み時間は教室の中で話し、
授業中は先生の目を盗んで手紙で話し、
帰宅後は家電で朝まで話す。

で、朝も帰りも一緒。
一度電車で痴漢をやっつけてくれました。

お互い黙り込んだ状態が続いても、全然居心地悪くないからあれだけ一緒に居れたんだろうな。
何もかもがおかしくてよく笑い転げてました。
今思えば親友はモテる子なので、この映画と違って男の子の趣味が違ってよかったな、と。笑


花とアリス』はそんな難しいお年頃の女の子の友情を描いた映画。

今は自分の昔を思い出して懐かしさに浸れましたが、もし高校生の頃の自分が観たとしたら、一体どんな印象だったんだろうか、ちょこっと気になりました。

逆に、若い頃に観た『リリイ・シュシュのすべて』は衝撃が強すぎて、未だに思い出しただけでゾッとします。
いつかもう一度、ちゃんと観たいとは思うのですが・・・。